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2026.05.14コラム 「備え」は、特別なことじゃない
5月も半ばを過ぎ、少しずつ蒸し暑さを感じる日が増えてきました。
最近は春と夏の境目が曖昧で、気づけば急な雨や真夏のような暑さに驚かされることもあります。
この時期になると、私は毎年「備え」という言葉を思い出します。
とはいえ、“備え”と聞くと、大げさに感じる方もいるかもしれません。
防災グッズを完璧に揃えたり、何か特別な準備をしたり。
もちろんそれも大切ですが、実際はもっと身近なものなのだと思います。
例えば、天気予報を見て折りたたみ傘をバッグに入れること。
少し疲れているなと感じて、早めに休むこと。
冷蔵庫の飲み物を切らさないようにしておくこと。
どれも、“安心して過ごすため”の小さな備えです。
最近は突然の豪雨や自然災害のニュースも珍しくなくなりました。
以前なら「まさか自分の地域で」と思っていたことが、今ではどこでも起こり得る時代です。
だからこそ、「何も起きないこと」を願いながら、少しだけ準備をしておく。
そんな考え方が大切なのかもしれません。
実際、備えというものは、使わないことが一番です。
傘も、持っている日に限って雨が降らなかったりします。
でも、“持っている安心感”は、確かにあります。
これは保険にも少し似ている気がします。
保険というと、「何かあった時のもの」というイメージが強いですが、本当は“安心して日常を送るため”の
存在なのかもしれません。
もちろん、何も起きない毎日が一番です。けれど、もしもの時に「準備していてよかった」と思えることは、
暮らしの安心につながります。
忙しい毎日の中では、備えについて考える時間は後回しになりがちです。
でも、季節の変わり目だからこそ、一度立ち止まって身の回りを見直してみるのも良いかもしれません。
まずは天気予報を確認することからでも十分です。
小さな備えの積み重ねが、きっと日々の安心につながっていくのだと思います。