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2025.04.15コラム 桜の変化
4月も中旬となり、満開に咲いた桜も葉桜へと移り変わり、爽やかな風に舞う
桜の花びらに季節の美しさを感じつつあります。
今年は、気温が低下したり雨が長く続いたりしたため、例年よりお花見を楽しめる
期間が長く続きましたね!満開に咲く桜もとても綺麗ですが、冷たい雨の中でも
ずっしりと咲かせる姿や新緑に交じった葉桜もどれも本当に感動させられます!
お花見というとソメイヨシノが思い浮かびますが、日本で全国的に植えられたソメイヨシノは、
戦後の復興と高度経済成長期の象徴とされてきました。
ソメイヨシノの樹齢は約60年ほどであるため、現在は桜の高齢化が進み倒木の危険から
住民や観光客から惜しまれながらも伐採されたり、植え替えに踏み込む自治体も増えてきているようです。
一方で各地で開催される桜まつりでは、大勢の花見客でとても賑わう中、違法駐車やゴミの散乱などの
マナー違反も見受けられます。
これからは、桜の高齢化により桜並木の風景が少しずつ変わっていっても、自然に配慮しながら
各々が楽しみ方を見つけていくのも素敵なことと思います!

写真は先日訪れてきた埼玉県の幸手市にある権現堂桜堤の今年の様子です。
大勢のお花見客や数え切れないほどの屋台で大変賑わっていました。
訪れた方々はお弁当を持ち寄ったり屋台やキッチンカーでの名物を食べたり、家族やお友達と
写真を撮ったり、散歩されながら皆が笑顔で楽しんでいられました。
そしてゴミが落ちているところもほとんどなく、しっかりマナーが守られている中に、いつまでも
このような景色が残ってほしいと思いました。